なぜネットだと買ってしまうのか?

とふと思う。店頭だと「高いなあ」と思って買わないものも、ネットだと、ついポチとキーボードを押してしまうことって、ありませんか?みなさん!
いや、先日買ったのはコーヒードリッパーとか、紅茶とか、それほど高価なものでないのですが、もしも、これらがスーパーやお店で陳列されていても買わないような気がした。他と較べると高いから。
自分で考えるに、ネットだと情報量が多いので、それらを読んでしまうと「つい納得」してしまうんだな。店頭では、その「情報」部分は店員さんの技量に左右される部分だけど、店員さんと話すのがめんどくさいときもあるし、店員さんが情報を持っていないときも多い。
それからネットだと、ネットショップ以外のサイトに飛んで、そこの情報を確認したり、安いサイトを探すこともできる。
昨日NHKのプロフェッショナルで小売店での陳列棚についての話も出ていたけど、多くの商品数があることで、顧客が自分でその商品を選択しているという思えることもポイントの一つだという話があった。「自分で選んだ」と思うことが、購入をそそらせる要素の一つになっているらしく、ああ~私はまんまとはまっているのだと思った。ネットの場合、商品数は多くないところも多いけど、ネットショップの場合は、最初から欲しいものがあり、検索してその商品を探す人が多いと考えられる。商品を直に触ることもできないので、そこで決め手となるのは情報になる。どうやって読み手を納得させるか、値段相当だと思わせるか。
このコーヒードリッパーはカリタやメリタとどう違い、おいしさにどんな影響があるのか、この紅茶はどんな環境で作られているのか等々。そんなことに、つい「納得」してしまうと、ちょっとお高くても、ポチっとしてしまうのだ。
購入したコーヒードリッパーはいい感じで、紅茶も久しぶりにおいしいと思った(サンプルでついてきた紅茶だけど)。
実はドリッパーの前に、ドリップ用のケトルを買った。家のやかんは、お湯が沸くと注ぎ口の先についている笛がなくタイプのもので、注ぎ口が直角になっている。ある日コーヒーを入れていたときに、いくらなんでもこの直角の注ぎ口でコーヒーをドリップで入れるのには無理があると思った。それでケトルを買ったの。そしたら、さすがに全然違うので、これはもっと早くに購入すればよかったとつくづく感じた。前にも友人から「A子ちゃん、コーヒーは入れ方で全然違うよ」と言われ、そのときから家の直角注ぎ口のやかんでは無理がある気がしていたのだった。
それで他にもコーヒーに関してちょっと思う部分があって、ネットとかで調べたら、ドリッパーにもいろいろ種類があることがわかり、家のプラスチックのドリッパーが割れていることも判明し、ついプチに至った。コーノ式ドリッパーを知り、購入したのはハリオのもの(コーノ式より安い)。
紅茶はチャイの季節(私なりですが)なので、新潟ではちょっと手に入りにくい(ルピシアにはあるけど)CTC(粒粒の紅茶)の紅茶が欲しいなあと思っていて、ネットで探しました。CTCの紅茶は高いものではない。ネットは玉石混合なので、紅茶も安いものから高いものまであった。あまりに安いと、手に取れない分「大丈夫なのか?」という心理も働く。電化製品なら、商品がわかるので安いほどよいけど、食品関係はちょっと安すぎは消費者は警戒するように思う。
それで見つけたのが、オーガニックとかフェアトレードとか、シュタイナーとかバイオダイナミック農法とか、そんな文字が目に飛び込んできたインドの茶園のサイト(もちろん日本語)。全然お安くはないのだけど、チャイ用のCTCは他のサイトに較べると高いが、まあまあこれならと思えるお値段だった。でポチと。
早速送られてきて、サンプルとしてティーパックの紅茶がちょっとついてきた。CTCはチャイとして飲むので、おいしいけどミルクやスパイスと混ざっているので、格別にとは思わない。ただ安心して飲める。ところがサンプルのティーパックがおいしかった。これはフェアトレード紅茶なので、そのサイトでは他の紅茶よりも安いけど、それでもダージリンってこういう香りだったと思った。最近安い紅茶しか飲んでいなかったので忘れていた香り。今度はダージリンを購入したくなる。
インドの茶園のサイト
そうやってネットショップにずるずると・・・。
でも今回の買い物はいいものだった。久しぶりにネットショップにちょっとはまった。
そういえば他にもあった最近のヒット。ネットショップとは関係ないけど佐渡バター。佐渡に行った時に友達から大オススメで、佐渡汽船で買ってきた。かなりおいしい。私もオススメです。

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