NHK朝ドラ「ファイト」に出演しているサイゴウジョンコと厩務員の太郎ちゃんが新潟競馬場に来る！！という情報をTさんから聞き、「行きたいです！」ということで、この前の日曜日に20年ぶりくらいで新潟競馬場に行ってきた。

　ジョンコのボールペンが当たる抽選もあるということで、開門の8時半前に到着し、開門まで少し待って、開門と同時に人が走る方向へ一緒に走り、列に並ぶ。なんと2等のジョンコボールペンをゲット！これだけで来た甲斐が・・・。

　　　
　リニューアルしてからの新潟競馬場は初めてで、とてもきれいになっていた。Tさんと一緒だったので、いろいろフムフムと聞きながら、芝馬場を横一列になってならしているおばちゃんを眺め、ゲートが移動しているのにびっくりし、デビュー戦の2歳馬はやっぱり若そうですね～ときれいな馬達を眺め、ジョンコに会えるお昼休みまで、レースを見たり、競馬場内の売店を見たりしていた。

　売店ではディープインパクトの小さなぬいぐるみが再入荷という紙が置いてあった。今とっても強い馬らしい。私が学生の頃はシンボリルドルフの全盛期で、それ以後馬の名前はあまり知らない（年ばれそう）。トウカイテイオーも何となく聞いたことがあるくらしで・・・。G１に出るとぬいぐるみになるらしい。（例外もあるとのこと）

　ジョンコと太郎ちゃんはパドックでお披露目で、Tさんが既にシートでいい場所をとっておいてくれていた！さすがです。いよいよ、ジョンコと太郎ちゃんが登場。太郎ちゃんは厩務員らしい服装だった。わざとなのか、この服が普段服なのかよくわからない。ジョンコは少し興奮し、白目を向いたりしていた（白目の部分が充血してた）。東京競馬場のときは、もっとひどかったという話なので、大変だったんだろう。

　太郎ちゃんはあまり大きくなく、やっぱりかわいかった（馬じゃないぞ）。でも、馬に相当慣れているらしく、暴れているジョンコを太郎ちゃんがなだめるあたり、らしかった（もちろん、もう1人プロらしき人がついていましたけど）。

　インタビューのお姉さんが、競馬場を考慮してか武豊騎手と会ったときのことを太郎ちゃんに聞いていた。何が印象に残っていますかというような質問で、武さんがいらしたときに、朝からジョンコが機嫌の悪いときがあって、武さんが「ジョンコは人間に飽きているね」と言われたことがあって、その言葉が印象的だったというようなことを言っていた。私も聞いていて、何だか馬と長く付き合っていないと出てこないような言葉だなあと思った。

　インタビューはあっという間に終わり、ジョンコと太郎ちゃんとはサヨナラ。

　競馬場はきれいなんだけど、人があちらこちらに床に座っている。老若男女で座っている。親子（母と娘）も座っている。ある意味、座りの無法地帯だ。よく、若者が路上で座り、大人が今の若者は・・というけれど、競馬場では誰もが座っている。ちょっとびっくり。

　また、競馬場にはおじさんだけでなく、若者や親子連れもいっぱいいる。美人も競馬新聞と赤ペンを持っている。ついでに馬券購入のマークシート（だった！）用のペンも持っている。

　家族なら馬見れて、芝生でマット広げれば、ピクニック気分にもなる。案外、いいところだと思う。

　Tさんが勝ったお金で3階のレストランでランチをおごってもらう。換金も機械になっていてびっくり。ここは、負けた人は来ないだろうという感じ。そこでも、おじさんたちがモニターを見ながら叫んでいた。やっぱり、普通のレストランとは違っていた。

　たくさんのびっくりの新潟競馬場だった。

ジョンコ（本名：ダンスアワルツ）と太郎ちゃん（芸名：瀬川亮ちゃん）の写真はTさんからいただきました