小説の方が面白いなあ

先日「下町ロケット」を読んだ勢いで、
「空飛ぶタイヤ」を読む。
下町ロケットもよかったけど、
私はこちらの方がドキドキしながら読んだ。
wowowでドラマ化されているので、
レンタル屋さんから昨日借りてきた。
主人公が仲村トオル。
中小企業のオヤジにしてはカッコ良すぎ。
もうちょっとオヤジっぽい人の方がいいかなあ。
大杉漣も嫌いじゃないけど、
小説で感じた宮代の良さが感じられない。
週刊誌の記者が水野美紀で、
小説で感じたい記者のいやらしさがない。
田辺誠一の沢田はありかな。
全体に自分のイメージと少し違う。
男性役が女性に代わっていたりするけど、
小説のまま男性の方がいいかと思う。
まだ3話までしかみていないけど、
これは小説の方が面白い作品だと思う。
ドラマだけ見るとそうでもないのかもしれないけど。
全体的に小説よりも泥くささが少ないなあ。
小説は面白くて一気に読んで寝不足になった。

<追記>
ドラマの最終話まで見た。
どきどきしながら読んだ小説のいいところがかなりカットされている感じ。
ホープ自動車の体質にはあまり触れていないし、
狩野常務も小説よりはいい人になっている。
息子が怒る部分も小説では個人的にかなり盛り上がったのに、
ドラマでは見ていてもあまり盛り上がらなかったな~。
企業の中の人間関係も小説では面白かったのに、
その辺が大幅カットで、代わりに恋人が出てきたり、
女性が多くなったりで、面白くない部分が増えちゃった。
男だけでいいじゃんね。
これは小説だけでよかった。

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