粟島 わっぱ煮

先週末に某NPOの企画で粟島に行った。
粟島ってのは、新潟県北に位置する小さな島だ。
人口は400人前後。小学生は10数人らしい。
1学年1人の学年もある。
さて、粟島ではワッパ煮というのが名物で、朝ごはんにいただいた。
作る現場を記録した。昔のフィルムのコンパクトカメラでとった。
ブログ上にはスキャナーで読み取ってあげたので、
あまりきれいな状態ではないけれど、
プリントを見るとフィルムカメラの方がやっぱりきれい。
愛機はCONTAX T2 というコンパクトカメラの中ではいいカメラ。
昔ボーナス(!)で買った。
久しぶりで使ってみた。
今のコンパクトデジカメと較べると、
ちょっと大きくて重いけど、やっぱりいい感じ。
080525わっぱ煮1

さて、現場に行くと魚を焼いていた。タイとメバル(?)って言ってた。
かれこれ1時間くらい焼くらしい。
身を締めて、ダシが出るようにするためとか。
それと石を焼くのに、やはり1時間くらいかかるとのこと。
ヤカンの口と蓋の取っ手には貝が置かれている。
プラスチックの部分が焼けないようにということらしい。
口の蓋は灰が入らないためか。
魚を焼いている火の中には、熱々の石が入っている。
080525わっぱ煮2

ワッパに味噌が入る。この味噌が自家製でおいしい。
市販の味噌よりも、かなり柔らかい。
普通の味噌だと、お湯を入れても溶けにくいらしい。
そこに敷かれているのはステンレスの盤。
080525わっぱ煮3

おばあちゃんが、手で(!)魚を取って、ワッパの中へ。
大きさを見ながら、2切れずつ入れていった。
080525わっぱ煮4

その後、ヤカンの中のお湯を入れ、熱々の石を入れていく。
石が入ると沸騰して もうもうと湯気がでる。
そして細切りのネギが入る。
調べてみるとお酒も入ると書かれているけど、ここでは入れていなかった。
朝食のお汁。おいしかった。これだけでお腹一杯になった。
080524粟島

ワッパ煮には関係ないけど、粟島のいたるところで、青い洗濯ばさみが竹にかかっている。
こういうふうに物干しにも使い、魚を干したりにも使うのかな。紐を竹にうまく縛っている。
こんなのに目が行くな。

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