新潟県民にとってチューリップは有名だけど、
ユリの切花も全国3位の出荷量だということを知っている人は多くない。
私も堀之内に行くとユリが安く買えるということを聞いたのは、
2年前くらいの話で、それまで全然知らなかった。
先日大学の学部の同窓会(新潟県の支部会)があり、
今はその専門とは全く違う仕事をしている身であるものの、
たまにはそんな集まりに出てみるのもいいかもしれないと参加した。
園芸学部の同窓会なので、
基本的にその方面で仕事をされている方が多く、
公務員も少なくない。(ある意味あこがれる・・・)
その中で堀之内でユリの球根を扱っている会社の方がいられて、
挨拶の中で「ちょうどユリが咲いているのでどうぞ見学にきてください」と話された。
今年もユリを買いに堀之内に行こうと思っていたので、
ずうずうしくもお邪魔することにした。
「詳しい説明がいらないなら、勝手にみていいですよ。」
と言われていたものの、勝手に見るのもと思い、
(というかどこをみたらよいかわからなかったので)
お電話をしたら、出てこられて案内をしていただいた。
温室の中に一歩入ると、そこは想像を超えるユリの花園だった。
豪華!
母が「わぁ~!!」と声をあげる。
写真はいまいちだ。
オランダの球根を試験栽培しているとかで、
ここで咲いているユリはまだ市場に出回っていないユリが多いとのこと。
ユリをこんなにゆっくりみたこともなかったけど、
みんな少しずつ違うので、見ていて飽きない。
それにしても華やかな花だな~。
山に咲いているユリは可憐な感じもあるけれど、
品種改良され、最終的に切花として売ることを目的に育てられているこれらのユリは、
「私が主役よ!」って感じ。確かにユリは圧倒的だ。
好きにみさせていただき、ハウスを後にした。
M山さん、どうもありがとうございました。目の保養をさせてもらいました。
帰りにユリを買おうと「下島農家直売所」に立ち寄ったけど、
その日は2種類しかなかった。
まだ少し早かったみたい。
母はせっかくきたからと言い、
最盛期よりも少し高い値段みたいだけど、
(太い茎2本入りで600円)
1束ずつ買ってきた。