インタビューって大変だよね

NHKの「スタジオパークからこんにちは」をかなりの確率で見ている。
お昼の「カーネーション」の再放送を見て、
チャンネルはそのままでぼーっと見ていることが多い。
キャスターの青山アナウンサーは嫌いではないのだけど、
インタビュアーとしてはあまり面白くない。
どうして面白くないと感じるのか。
青山さんの質問を聞いていていると、
俳優などの場合は、大体質問が同じだから。
どんな子どもだったのか?(そんなことを聞かれても・・・)
いつからこの道に進もうと思っていたのか?
この世界に入ったきっかけは?
どんな気持ちでその役をやっていたのか?
その役をやって何が自分に残っているのか?
これからどんな役をやりたいか?
どんな俳優になりたいと思うか?
俳優でなくても、似たような質問項目になる。
本当はゲストによって聞きたいことや聞けることも違うと思うし、
話が進むにつれて、興味が出てくると思う。
けれでも青山さんの場合は、
最初から自分の中でインタビューの枠組みがきっちりと決まっていて、
その枠からはみ出さないように進めている感じ。
自分の想定内で収めようとしている(ように見える)。
ゲストに近づくのではなく、
自分の方にゲストを近づけさせる。
有働さんみたいにとは言わないけど、
(有働さんは時おり暴走する・・・)、
もうちょっとはみだすくらいで、
自分の陣地から一歩踏み出してみると、
違う世界が開けて面白くなると思うなあ。
ニュース9の大越さんの時々あるインタビューは、
面白いと思う。相手に対する興味が違うのかな?
もちろん時間は決まっているし、
ある程度の段取りはあるから、
自由奔放というわけには行かないけど、
それでもやり方はまだあると思う。
この前の森本レオさんのように、
自分の中に語ることがたくさんある人は、
インタビュアーの能力に関係なく、
面白い時間になる場合もあるけれど、
そういうゲストの方が少ないと思う。
今までのキャスターではあまり感じたことがなかったので、
青山さんはこういう分野が得意ではないのだと思う。
と思ったけど、前に1人だけやっぱり面白くないと思った人もいた。
武内陶子さんの出産による降板時の代替キャスターのうちの1人。
ゲストを持ち上げすぎて、ちょっと気持ち悪かった。
住吉さんはゲストに対しての興味がとても感じられたし、
ご本人の存在感もあって、
今から思えば面白く見ていた。
局が青山さんをこの番組に起用したのはどうしてかわからないけど、
苦手なことこそチャンスだから、
この機会を活かしていろいろとトライしてほしいなあ。
インタビューのメモもとっていないと言っていたし、
もうちょっとがんばってもいいはず・・・。
もしかしたら自分ではいいと思っているのな?
そうではないことを祈るけど・・・。
人がやっているのを見るのはいろいろ参考になります。

インタビューって大変だよね」への2件のフィードバック

  1. 13

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    なるほど~
    わたしもスタジオパーク好きです
    最近は仕事で全然見れませんけど・・・
    有働さんの人気の秘密は「暴走気味」にあるのでしょうね・・・(笑)
    福山雅治インタビューに
    有働さんを指名したそうですね
    話をのせるって本当に大変そうですよね
    「課外授業ようこそ先輩」の阿川佐和子の回、黒柳徹子の回
    インタビューをすることが授業だったんですが
    すごくおもしろかったです
    頭の回転がよくないと難しいですね(涙)

    返信
  2. A子

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    インタビューって本当に難しいですよね。
    確かに頭の回転がよくないと・・・。
    相手に合わせて、言葉を変える必要もあるだろうし・・・。
    福山雅治が有働さんを指名したという話は
    初めて聞きました。
    私はあさいちも案外見ていますが、
    有働さん、柳沢さんという癖のある人達の中で、
    いのっちがいることで番組のバランスがとれていると思っています。
    いのっちを採用したのはNHKの大当たり!
    いのっち、すごいと思う。
    お見事なバランス感覚!

    返信

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