お仕事ブログに先日書いたことから
一部抜粋。
元はコチラです。
http://lemove.blog54.fc2.com/blog-entry-363.html
友達にクロワッサンにフェルデンクライスが載っているよと聞き、
早速購入。
○私がヨガクラスでやっている似たようなことがいろいろ載っている。
○自己流で筋トレをやると体を痛める可能性も大きいのでは?
紹介しているいくつかの筋トレの動きを、
生徒さんがやってみるのをみていたら、
他の部分を傷める可能性がありそうな動きをしている。
それを指摘したら、1人の生徒さんが、
「この痛みが、効いてるって勘違いしちゃうかも・・・」
確かにそうだよね~。だけど効いてないよ~。
筋トレは、その筋肉がちゃんと働ける状態をつくることが、
まずは大切なのではなかろうかと思う。
本を見てやる場合は、写真を見て、まずは形を真似ることになる。
けれども自分が本のモデルと同じ体勢だと思っていても、
実際は少し違っていることがかなり多い。
例えば、
・股関節がきちんと曲がっていなくて、股関節周辺を緊張させている(よくある)
・背中が反っている、丸まっている(よくある)
・骨盤の位置が適当でない(よくある)
などなど、例は限りなくある。
(ちなみに例にあげたの全ての状態はそれぞれ関連している)
私も含めて、生徒さんをみていると、
人は自分の体が無意識にやっている緊張に気づいていない場合がかなり多いし、
自分の体がどのような状態なのか、
普通の人はかなり曖昧な意識しかない。
そういうセンサーを普段使っていないので、
センサーの働きが弱い。
使わなければ感受性は鈍くなるだろう。
(使えば変わっていく)
もしも、体に緊張がある状態が、
自分にとっての普段の状態であれば(そういうことのほうが多い)、
その固さを保持した状態で、
指示されている動きをやる可能性が高い。
そうすると実際に働きたい場所が自由に動けない状況になっていて、
指示された動きができないかもしれない。
そのときに、その人は筋力が弱いからだと思うかも。
だけど筋力の強さだけの問題ではなく、
自分の体勢(姿勢)や動き方が、
その筋肉をきちんと働かせる状況を邪魔している可能性もある。
その人がどのくらい自分の体の意識がはっきりしていて、
体がどういう状態にあるのかを把握できているのかで、
全てのトレーニングはかなり左右されると思う。
だからこのようなトレーニングは、
(やった感だけじゃなくて)効果を求めるのであれば、
まずは数回でもきちんと指導を受けることが必須だと思う。
そしてフェルデンクライスメソッドは、
まさにそのベースとなる部分、
自分の感覚やそれを司る脳神経系に働きかけるレッスンだ。
雑誌では筋トレと同列で紹介されていたけど、
本来はこれらの筋トレなどと並列でないカテゴリーに入るべきものだよな・・・
とつくづく感じ入った次第なのさ。
フェルデンクライスメソッドのレッスンしています。
筋トレやストレッチの要素もあるヨガのクラスもしています。
詳しくはこちらから。
http://www.le-move.com/
雑誌に載っていた筋トレについて最近感じたこと
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