友達が一箱古本市に出店するので手伝ってほしいと言われ、
特に予定が入っていなかったので引き受けた。
会場は新潟市の旧二葉中学校。
水と土の芸術祭のメイン会場になっているけど、
1回も行ったことはなかった。
校舎から海が見える。
校庭の円形に切り取られているのは、
水土関係の何か。
みんなひきつけられるみたい。
窓枠も風景を切り取り、
季節を強調する。もうこんなに秋になっている。
こんなに海が見える教室にいると
外ばかり見ていそうですね
いいなあ~
私は山の方がいいなあ
海は怖いじゃない
と岩手出身の友人は応えた。
古本はそれほど売れるわけでなく、
静かに時間が流れていく。
やっぱり自分が大切な本は売りたくないから、
なかなか思ったようには売れないわね
と友人がつぶやく。
ちょっと気になった本があったけど、
値段を見たら、それほど安いわけでもなく、
ひとまわりしてきてから決めようと思い、
戻ってきたら既に売れていた。
本は出合ったときに買わないとね。
それはこの本。
食器と食パンとペン (この本の著者さんのブログ)
新旧のいろいろな歌人の短歌に自分のイラストをつけ、
ブログにアップしているものを集めた本。
結局文庫2冊と新書1冊を買う。
(1,000円以上の本はためらってしまい買わず)
堕落論(坂口安吾を読んだことがないので買ってみた) 100円
インド鉄道紀行 宮脇修三 200円か300円
人生に疲れたらスペイン巡礼 300円
今度古本市があったら出店してみようかなと少し思う。