出店予定だった一箱古本市の天気予報は雨だった。
けれども一応全て用意をして、
9時頃までは小雨だったので、
とりあえず行ってみようと出かけようとしたら、
雨が本格的に降り始めた。
そのまま雨がやみそうな気配がなかったので、
出店をやめることして事務局に電話をした。
いろいろ準備したのに残念。
変わりに工場の祭典に行くことにした。
昼頃に家を出て某工場を見学に。
機械を見ることも面白いのだけど、
おじさんの説明が製品がこうやって出来るという説明だけで、
製品は割りと目にする会社なだけに、少し残念だった。
せっかくの機会なのだから、
もう少しいろいろ話せる人を配置すればよいのにな。
その後は相場紙器製作所の
ロウ引き紙を使った貼箱製作体験へ。
13時半からと書いてあったけど、少し過ぎて到着したら、
まだ始まっていなかった。
見学の人達がまだ終わっていないようで、
時間がずれこんでいるらしい。
社長さんのお話が面白いですよと
見学にも参加された人が言っていた。
今回は時間が無かったので箱作りのみ参加。
私を入れて5人で、1人は神奈川県、2人は福島市、もう1人の方は聞かなかったけど、
みんな遠くから来ていてびっくり。
箱はちょっといい感じで、家でも出来そうな気がする。
体験の先生は紙もの雑貨店 setiaさん。
この後は旧栄町の三条特殊鋳工所(サントク)の見学に行く予定にしていた。
2人組の人がものづくり学校へ行くというので、
通り道なので乗っていきますか?とお誘いした。
中川政七商店さんが中心となって大日本博覧会を開催している
ものづくり学校へ無事到着。
お二人を降ろし、少し時間があるので寄れるかなあと駐車場へ行ったら、
満車だった。隣の市民プールに置くと、
サントクに間に合わないかもしれないので、
寄らないことにする。それにしても人が多い。
サントクには見学時間の20分くらい前に到着。
既に何人か集まっているし、ぞくぞくと人が来る。
40人くらいは集まっている。
2班に分かれて見学になる。
今年の工場の祭典のフライヤーの表紙の写真のおじさんは、
サントクの社長さんだった。
工場内は写真禁止で、1ヶ所のみ撮影可能。
その写真がこちら。
溶かした鉄を流し込んでいるところ。
電気で溶かしているということで、
一ヶ月の電気料金は数百万ということだった。
この溶かした鉄を入れた容器がいくつか重なった鋳型のところへ運ばれていき、
そそがれると、その鋳型の周りに火がおきて、少し経つと納まる。
注ぎ口を職人さんがハンドルで操作している。
すごい。結構危険と隣り合わせだ。
鋳物という言葉は何となく今まで使っていたけど、
鋳物というものがどういうものかはあまり考えたことがなかった。
鋳物の鍋のルクレーゼとかストウブとか名前はしっているけど持っていない。
ちょっと高いのわかるなあ。
ここの工場見学はとても面白かったけど、
マスクが欲しかった。キャップは貸してくれたのだけど。
マスク持参と書いてくれればいいのにな。
アンケートを書いた人数人に鍋が当たるということで、
みんなアンケートを書いていた。
写真は体験で作った名刺サイズの箱。