残念ながら・・・

今日の朝、NHKの「ニュース深読み」を見ていた。
電力関係の話題。
ゲストの大学の先生は、ある人が何かを言うと、
「残念ながら」を最初につけて話し始めることが多かった。
「電気料金は安くなければならない」というのが、
この先生の主張だったらしいけど、
今の状況では、この前提そのものを考える必要があるのでは?
これじゃあ何も進まないなあと、聞きながら思った。
電気料金が高くなれば、
日本企業の競争力が落ちるとも言っていたけど、
経済は人間の暮らしを支えるため成立しているのでは?
311日前の状況と比較して、
電気料金を語るのではなく、
今まで安すぎたと思う方がいい。
安い電力がどのようなリスクの上に成り立っていたのか、
日本人は今回の事故で知ってしまったはずだ。
日本という地震大国で、
絶対安全ということは不可能だ。
自然エネルギーは今は高いかもしれないけど、
使えば使うほど技術開発も進むだろう。
(予算がつけば、なお進む)
自分が想定している大前提を疑うことが時として必要になる。
この先生の発言を聞いていて感じたことだ。
この先生の「残念ながら」は、
自分と違う意見を拒む言葉だった。
今の私達に必要な言葉は、
別の言葉だ。
「残念ながら」はできるだけ使わないようにしよう。
(この言葉はあまり使う方じゃないとは思うけど、
わたしは「だけど」と使っているな。)
すぐにその言葉を使う前に、
少しでも可能性はないのか、
歩み寄れる部分はないのか、
自問することをしたいと思う。
今すぐは難しいかもしれないけど、
将来的にはどうなのか、
探ることをしたいと思う。
(「だけど」をできるだけ使わないプチ宣言)
それからやっとやっとアンペア変更の工事が入ることになった。
来週から20アンペア。基本料金は300円くらい安くなる!

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