日曜日の午前中はSUWADAの爪きりで有名な
諏訪田製作所へ。
今年に入って長岡から加茂へ向かう道すがら、
この工場の脇を何度か通った。
こんな田舎にこんな素敵な建物がと思ったら、
それが諏訪田製作所だった。
10時からの工場内部の見学に申し込み、
9時40分頃現場に到着。
ショップは既に空いているので、
そこで待つように言われたいた。
中に入ると既に多くの人がいた。
このショップがまた素敵な空間。
栗くり坊主の体験もやってみた。
(実家の母もずいぶん前から持っていたことを
つい最近知った)
アウトレットの商品も売っていて、
爪きりカバーのアウトレット品もあったので即買。
これでようやく使用当時からのプラスチックケースを捨てることができる。
昔カードのポイントの交換でゲットした爪切りで、
もう10年以上は使っている。
ケースが欲しかったのだけど、
2000円くらいするのでケースでこの値段は・・・
と思い買う気にならなかったのだけど、
アウトレットで800円だった!
ついでにここでしか売っていないっぽい爪やすりもあり、
爪がささくれやすいので買ってきた。
爪切りもアウトレット品があり、
これで十分だと思ったりした。
右側は工場見学に参加した人へのおみやげで貰ったコーヒー。
マドレーヌもついてきた。すごい。
諏訪田製作所の工場はオープンファクトリーになっていて、
誰でも見学通路を通って見学することができる。
工場内見学は5人1組で、
若い職人が説明してくれる。
タダフサでは大勢すぎたけど、
こちらは少人数なので話も聞きやすかった。
エントランスからギャラリーがあり、
そこから工場部分に入る。
ギャラリーでは製品がきれいに展示されている。
歴史がわかるようになっていて、私が使っているものと
現在売られているものは少し変わっていた。
進化しているのだ。
諏訪田製作所の工機は全て黒色だ。
企業カラーを黒で統一しているために、
社員が塗るのだという。
(すごい大変らしい)
大きな機械もみんな塗られている。
昔の鍛冶屋は煤で家の中が真っ黒で、
黒いほど仕事をしていることを意味していたという。
また金属の温度を見るために、
周りが暗いほうがよくわかるということもあり、
企業カラーを黒にしたのだと説明があった。
爪きりが数千円というのは高い気がするが、
工場を見ると手作業で丁寧に作られていることがわかる。
オープンファクトリーをみると、
その値段にも納得させられる。
う~ん、すごくうまく作られている。
売るのも上手だ。
数社の工場に行ってみて、
燕三条地域、がんばっているな~と思った。
ちょっとすごいなと感動した。
そして、どこに行っても少しアットホーム感がある。
行政主導でなく、自分達が主体でやっていることもあると思う。
この午後は前記の山崎研磨工業へ行き、
その後で燕の工業団地で開催されている青空市へ。
よくわからずに行ってみると、
すごい人だった。こちらはおそらく地元の人が多い。
出店している会社も多く、
端から端までが長い。
商品を市価よりもずいぶん安く販売している。
おそらくアウトレット商品が多い気がする。
アウトレットと言っても、
少し傷がついたとか、そんな感じなのだと思う。
あまり目を引かれるものはなかったけど、
安さでいくつか買ってしまった。
ヤカン(400円)、
ステンレスの3層のミルクパン(500円)、
片手なべ(700円、中国製)を購入。
ヤカンは家にかえってみてみると、
内側に傷があって、そっかそういうものを安く販売しているのだと思った。
普通に買うと1000円以上は絶対する。
ミルクパンは日本製で、
売っている人がこれは普通に買うと4,5千円くらいしますよと言う。
最後の1個だったので、少し値切ったりした。
ここには今回の工場の祭典に参加しているような企業はない。
だけど、こういう多くの会社が燕の産業を広く支えているのだと思った。
ヤカンは何の問題も無くお湯を沸騰させている。
4日間燕や三条に通った。
車で片道40分~50分くらいの距離だ。
基本的に出不精で、
用事がなければ部屋に1日中いるような人間なのだけど、
興味あることにはこんなに動けたのだったと、
久しぶりに思い出した。
革のケースすてき!!
ヤカン激安ですね いいなーー
革のケース、欲しいようなら買えますので、
お申し付けください。
小さい爪きりの革ケースは色つきで3色くらいあったよ~。
新潟県観光にこの時期を大オススメです!